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子育てとか、家育てとか、中年オヤジの雑記

発達障害息子の幼稚園とトイレトレーニング

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我が家の幼稚園選び

幼稚園の選択って初めて子を持つ親としてはかなり神経を使う事ですよね

我が家も英語教育に特に力を入れてる◯◯◯幼稚園が良いか、はたまた運動をさかんに取り入れている△△さん幼稚園が良いかと頭を悩ませておりました。←今となってはどうでも良いことです

 

そんな我が家から初めての幼稚園へのアプローチは嫁友の子供も入園予定のところへ2歳の時にプレスクールで行ってみました。

印象は活発な先生が多いキッチリした幼稚園。

園の印象も先生の印象も良く

何より知り合いがいるというので第1希望でしたが

唯一の入園条件「入園までにオムツを取ること」

がクリア出来ず

また集団生活を楽しんでいない息子を見て入園見送りとしました

 

トイレトレーニン

頑固で変化を嫌う息子はトレパンを履かせようとしても全力で嫌がりました

仕方なく3歳になってもオムツのまま過ごしていましたが、いよいよオムツがLサイズでも体型的に厳しくなってきた頃、自分からパンツにすると決めました。(オムツのゴムが痛くなったようです)。トレパンをすっ飛ばして普通のボクサーブリーフに一気にステップアップです。

それまでオマルや実際のトイレを使ったトイレトレーニングは数回しかやっておらず不安はありましたがパンツに変わった途端、ちゃんとトイレに行ってするようになりました。

その他に行っていたトイレトレーニングといえば

私が用を足す時にトイレのドア全開で息子を呼び

ほら!オシッコ出てきた!あっウンチも出てる!と実際に出ている様子を見せていました

当然息子は「くっしゃ(臭)!くっしゃ!(臭)」と鼻をつまんで喜んでおり、私も見られる事で喜びを感じておりました。

その時冷ややかな視線で見ていた嫁に言いたい!

「チラチラ見てないで見たいならしっかり見なさい(・ิω・ิ)」

…間違った

「これトイレトレーニングだから!」

⭐️成功例(ウンコ)を目で繰り返し見て覚える事は間違ってなかった💡

 

その後も遊びに夢中でトイレを忘れトイレに駆け込む途中で漏れちゃったって事は2回ほどありましたが、おねしょなど全くありませんでした。

ただし、小2になった今でもトイレのドアは全開でウンチしていて終了後に呼びつけて説明されます

小さいウンチは「ウンチャージャー」

大きいウンチは「ラスボス」

そ、そうか、うん。良く出たね(・_・;

 

トイレトレーニングで頭を悩ませている全ての親に伝えたい!

放っといてもオムツはいつか必ず卒業します

 

集団生活

入園前から集団が苦手な息子

公園で遊んでいる時に保育園の子達が公園へ来ると

「やべっ!チームが来た」

と全力で走って他の公園へ逃げていました。

相手が1〜2人であれば年齢を問わず遊べるのに何故だろう?と思っていましたが、これはもしかすると遺伝かもしれません。

 

↓人数が増えるにつれ喋らなくなる大人

 

これはもう私自身が苦手なようなので、教える術がありません。

どなたか克服する良い方法があれば教えて下さい。

 

 

いよいよ幼稚園入園

オムツも無事に取れた頃にまた幼稚園探しを始めました

見学に行ったのはプレスクールに通った幼稚園ではなく

とにかく親の負担が軽い幼稚園が良いとリサーチしていました

 

なにせその時の我が家は発達障害とは知らず、子育てが上手くいかない事で自分を責める。そんなギリギリの精神状態でした

 

しかし、はたから見ると我が家は

専業主婦でひとりっ子

役員等任されやすい環境なのです

 

出来るだけ役員をやったとしても軽い仕事のところがいい。そんなリサーチの結果見つけたゆるーい幼稚園を受ける事にしたのです。

 

面談に行った時の先生たちの優しい雰囲気にホッとしたのを覚えています。

面談してくれたのは副園長先生でした。

しかし息子は部屋に入るのを渋り、面談順を変えてもらい、ようやく入った面談室ではだんまり。。。

最後にお菓子をもらった時にようやく「ありがとう」と言えましたが面談で息子が発した言葉はそれだけでした。

年中からの入園という事もあり、何人入れてくれるのかよくわからない。面談は大失敗。

不安要素しかありませんでしたが、なぜか入園の許可をいただきました。

ここで私達家族は一生忘れる事の出来ない恩師と出会うのです。

 

↓息子の発達障害のあらすじはここを↓

 

入園してゆるーい雰囲気と優しい先生達に安心

役員の仕事も確かに軽い

担任の先生は若い女性。更に若い先生も沢山いらっしゃったので中堅の先生だったと思います。

園行事は他園よりも少ないわけではなく、宿泊学習、運動会、発表会、お祭り、餅つき等沢山ありました。

保護者の仕事もありますが、一部役員の方を除き、当日にやれば良いだけの仕事がほとんどで全く負担になりませんでした。

これは先生達の準備や連絡がしっかりあってのことだと思います。私達が「ゆるい」と感じていた幼稚園は先生達の努力によって保護者の負担を軽くしてくれている最高の幼稚園だったのです。

 

その後も私達は息子を発達障害だとは知らずに過ごしているわけですが、幼稚園では年中の時点で疑いを持たれていたようで特に目をかけていただいていました。

年長に上がった時もクラスのお友達は入れ替わりましたが同じ担任の先生で安心して通園する事が出来ました。

そして、年長も半分過ぎた頃担任の先生から涙ながらに発達障害の疑いがあるので検査を受け今後の進路を考えた方が良いと提案されるのです。

 

ここで初めて発達障害という言葉を聞いた私達は、夜な夜なネットで発達障害を検索して、息子の自由な振る舞いは「しつけ」が出来ていないせいではなく子供が持って生まれた特性である事を知り、ようやく自分たちの子育てが間違いじゃなかったと思えるようになったのです。

 

また、同じ日に主任の先生から聞いた話によると、年中の頃から手がかかっていた息子を年長に上がる時に担任の先生からもう1年私に見させて下さいと直々にお願いがあり担任を継続してもらった経緯があったと教えていただきました。

手がかかる息子を特に気にかけて2年間しっかり見てくださった先生の優しさを思い出すと今でも涙が止まらなくなります。

 

まり先生。本当に2年間ありがとうございました!